トップ瞑想の栞

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Weekly Readings 2002
98
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物理的には他の瞑想者たちと隔たっているとしても、聖霊の中で一つとされている。毎朝、毎晩、瞑想のために30分間時間を取りなさい。可能であれば、同じ時間、同じ静かな場所で瞑想しなさい。瞑想が自分の一日の自然な一部になるからです。時間は十分に取りなさい。マントラを忠実に唱えなさい。そして聖霊の中で私達すべてを一つにする沈黙のネットワークの中に入りなさい。
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Laurence Freeman OSB,THE WEB OF SILENCE (London: DLT, 1996), pp. 38-39.所収"Letter Four"

一人で,あるいはグループや瞑想のコミュニティの中で瞑想していると、私達が生活している世界と瞑想との間の深い関係に気づかずにはいられません。この気づきの中からつながりの経験が生まれてきます。それは私達全員の存在の根底をなすものであり、高揚した責任感という形で表れてきます。そうなると私達に生まれつき備わっている良心が働きはじめ、それぞれが生活の中の適切な領域において責任ある行動をとるようになります。これは瞑想と行動の結婚とでもいうべきめでたいことです。この過程を推し進める力は愛です。同情(compassion)は苦しむ者を一つに結ぶ愛であります。それには救いの力があります。なぜならば、あらゆる思い込みに反してそれはもっとも暗い深みに一つの光を灯し、あらゆる悲劇の中でも最悪のものの真っ只中にあることの喜びを解き放つからです。<略>

国家的な悲劇に際し、国民がこぞって反応することを見れば、人間の本性の中には同情する能力が普遍的に備わっていることがわかります。この能力が発揮されている限り、私達は人生を正しく見ることができます。正しい価値感が誤った価値感にとってかわり、民族間の恐怖から生まれる苛立ちや不寛容はなくなり、そういう恵みの瞬間には、互いに同情と敬意を持って相接するようになります。そしてクリスチャンなら言うでしょう、御国は近いと。その内在性が人間関係の中において顕になったからです。しかし、悲しいことに、そのような平和の瞬間が長くは続かないことを私達は知っています<略>。

苦しみと邪悪の一つの意味は、そのおかげで、たとえどれほど短い時間であろうと、私達はコミュニオン(霊的交わり)の実在を共通して知覚するようになるところにきっとあります。御国は、、、製造し消費する製品などではなく、時間の流れもない、境界もない、存在のよってたつ根底なのです。苦しみに対して感覚が麻痺してしまっていない限り、悲劇の中では,神が私達とどれほど離れているかということばかりではなく、同時にいかに神が身近にいてくださるかも垣間見ることができるのです。

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覚えておきなさい。腰をおろし、背筋をピンと伸ばして身動きせずに座りなさい。眼を軽く閉じ、体をリラックさせて、しかし心はとぎすませて座りなさい。声を出さずに、心の中で、一つの単語を唱え始めなさい。私達は「マラナタ」という祈りの言葉を薦めます。同じ長さの4音節としてそれを繰り返しなさい。自分の唱えるその言葉に耳を傾けなさい。マラナタは、そっと絶え間なしに唱え続けなさい。何も考えたり、想像したりしてはいけません。霊的なことであろうと俗的なことであろうとです。色々な考えやイメージが浮かんできますが、それらは過ぎるに任せなさい。最初から最後まで、ただ自分の注意を謙虚に飾り気なしに、自分の選んだ言葉を信仰のうちに唱えることへ戻しつづけなさい。
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瞑想の後で
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シモーヌ・ベーユの「超然」( シアン・マイルズ編 SIMONE WEIL: AN ANTHOLOGY,  (New York: Weidenfeld & Nicolson, 1986), p. 258. 所載"Detachment")より

愛とは慰めではない。光である。
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日本語のWeekly Readings (瞑想の栞)翻訳・監修責任
WCCM
京都グループ 黒宮康明
E-mail
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