スペイン、ムロスの小高い丘の上にあった教会の内部(黒宮写)

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The World Community for Christian Meditation
+ Weekly Internet Medit@tion Group =========================================== Weekly Readings –June 10, 2001 ===========================================
物理的には他の瞑想者達から離れていても、聖霊の中で結ばれています。瞑想が一日の時間の流れの中に組み込まれるように、毎朝そして毎晩、同じ静かな場所、同じ時間に30分間瞑想しなさい。時間をたっぷりと取りなさい、そして忠実にマントラを唱えなさい、そして私たちすべてを聖霊において一つのものとしている沈黙のネットワークに入りなさい。 ========================= Laurence Freeman OSB著、“The Labyrinth,”
JESUS THE TEACHER WITHIN (New York:
continuum,
2001), pp.230,234,235-6
[しかし]表層の、あるいは深層の雑念が静められ、ほとんどもしくはまったく精神活動をともなわないで、瞑想の中に静止している時でも、自意識という根源的な雑念がまだ残っています。「私は今沈黙している」と胸の中で呟いたり考えたりしている間は、明らかに沈黙にはいたっていないのです。そして完全な沈黙にいたらない限り、まだ到達してはいないのです。沈黙は、「私」という意識の隔絶状態が死ぬことであり、かつまたそれが、御霊という真実の自分において復活することなのです。 もし自分の祈りの状態を観察することができるならば、まだ自分の目的地について考えていることになります。自分が思念と思うものを吸収したり、超えていくような意識状態にある限り、御国は中にありそして私たちは既に御国に入っているということを十分に知ることはありません。しかし、この剥き出しの意識にたどり着いた時には、それまでマントラを唱えつづけた信仰もまた成熟に到達しつつあります。マントラは、絶望とうつ状態に対する解毒剤となっています。ますます深く、ますます微妙に響くマントラを聞きつづけることができるようになります。喜びも苦しみも、偽りの慰め無しに、存在の更なる深層に立ち入って生きるようになります。苦しみはいかなることをしてでも常に避けるべきものであるというようなエゴの浅はかな判断を超えていきます。それが苦痛に満ちたものである時でも、成長の機会を無駄にすることはありません。<略> 隔絶の谷の陰を通り抜けるまでは、融和の緑の牧草地に憩うことはできません。この旅を続けていると、必ずどこかで、自分を全体から切り離しているように思われる個の壁が、すっと開きます。その壁を崩れないようにしていた実存の悲痛が溶け、その壁が崩れていきます<略>。それが開くとすべての時が今の瞬間に、神特有の「私はある」の永遠の今の中に吸収されます。<略> 「イエス・キリストは昨日も、今日も、そして永遠に変わることのないお方です。」瞑想の旅路との関係で言えば、この言葉は、際限ない雑念の浮かぶ表層においても、蓄積された記憶という第2層においても、そして隔絶されたエゴのレンガの壁に直面する第三層においても、あらゆる意識の層において変わることのないお方であるということを意味しています。キリストの姿を見てそれと気づく能力は私たちが集中している意識のレベルによって制約されているに過ぎないのです。しかしキリストは、今も、以前もそしていつも変わることのないお方ですから、その実在は、キリストを意識する私たちの能力次第でかわるようなものではありません。私たちがキリストを知っていようがいまいが、常に共にいてくださるのです。聖ヨハネが語っている愛は、私たちの神への愛ではなく、神の私たちへの愛なのです。常に、神がまず愛してくださるのです。 壁の向こう側で、御霊の中でイエスに出会うといっても、それは、それ以前の段階では出会っていなかったというわけではありません。ストレス一杯の生活の中で一つのことから次へと駆け巡っている時、意味のないおしゃべりで一杯にであった精神の中でも、あるいは、痛みと恥とが解決を求めてもがいている孤立した、痛みの内面世界においても、そして、すべての衣服を脱ぎ捨てて、自分一人でしかないことの悲痛以外にはとりつく島一つない剥き出しのエゴの壁の前に座っている時ですら私たちの中にいてくださるのです。ご自身が十字架にかかられた時に私たちの中にいてくださったように、私たちが十字架にかかる時にも私たちの中にいてくださるのです。 イエスの不在と臨在はキリストの弟子であることの喜びに満ちた神秘です。瞑想は意識の全階層でいかに見、そして生きるべきかを教えてくれるのです。 「よくよくあなたがたに言っておく。私は羊の通る門である。私を通って入るなら、その人は救われる。また出入りして牧草を見つける。」(ヨハネ10:7[原文のまま:日本語訳では10:7−9]) ========================= >>>>>>>30分間瞑想<<<<<<< 遵守事項:腰をおろしなさい。身動きせずに背筋をのばしなさい。軽く眼を閉じ、リラックスして、しかし気を張り詰めて座りなさい。静かに、胸の中で、ただ一つの言葉を言い始めなさい。私たちは祈りの言葉「マラナタ」を薦めます。同じ長さの4音節として唱えなさい。自分で言いながら、その音を聞きなさい。やさしく、しかしとだえることなく言い続けなさい。何も考えたり想像したりしてはいけません――たとえ霊的なことであろうと、あるいはそうでなくても。いろいろな考えやイメージが浮かんできます。しかしそれらは流してしまいなさい。瞑想の最初から最後まで、ただひたすらあなたの注意を、謙虚にそして単純に、自分の信仰の言葉を言うことに向けなさい ========================= 瞑想の後で ========================= Laurence Freeman OSB著、Dearest Friends,” WCCM International Newsletter,
August 1997, p.7. ある日、フローレンスで、サン・ミニアト大寺院の聖堂地下室から階段を上がっていた時、キリストの[私たち]との友情の広大な神秘を象徴する一つのイメージが浮かびました。階段を半分あがったところで、開いていた扉の所までずっと続くバシリカ聖堂の全体がなにものにさえぎられることもなく見えてきたのです。もう10センチも上がっていたら、フローレンスのパノラマ全景を見通していたことでしょう、何しろサン・ミニアトはフローレンスを見渡す丘の上にあるのですから<略>。しかしその時私が立っていたところからは、教会の黒っぽい玄関と暗い聖堂の素朴なインテリアにくっきりと縁取られた、この上なく透き通った明るい空しか見えませんでした。外の、まったく何もない広々とした透き通った空以外には、内側の陰に縁取られた純粋な光以外には、見えるものは何もありませんでした。 イエスは一度御自身のことを、私たちが神の無限の中へと入っていく門と言われたことがあります。イエスは、このことを私たちとの友情を通して、そしてすべての人間関係を通して教えてくださっているのです。 ========================= この栞はあなたの個人的な使用のためだけに提供されています。(引用される文書は色々な理由で繰り返されることがあります。)将来利用するためにハードディスクに保存してもいいですし、別な機会に読んだり、他の人と共有するためにプリントするのもよいでしょう。 インターネット上の瞑想週会に参加し、emailでこの「瞑想の栞」を受け取りたいという方は、http://form.easyml.com/easyml/meditation-c8.php3 で「キリスト教瞑想会ML」に登録してください。 また、瞑想時の姿勢など具体的な方法論を知りたいという方は、世界キリスト教瞑想会京都グループの日本語ホームページ (http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/8394/)にお越しください。WCCM現リーダーローレンス・フリーマン神父他の写真いりで、具体的な説明がつけてあります。 それ以外、瞑想に関する疑問等ございましたら earlysummer@mcn.ne.jp (黒宮)までメールをいただければ、リーダーのモーリス・オーガスティンや世界本部に取り次がせていただきます。 同サイトで2001年4月以降の瞑想の栞を見ることもできます。 また、英語でこの瞑想の栞を読みたいという方は、当コミュニティ本部のホームページにお越しください。アドレスは、http://www.wccm.org/ です。 WCCMの活動は、皆さんからの寄付で支えられています。時々センターへ寄付金 を送っていただければ大いに感謝いたします。センターの住所は、 The World Community for Christian Meditation,
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